AfDBについて

アフリカ開発銀行(AfDB)

アフリカ開発銀行(AfDB)は、当行グループの非譲許的な融資を行う組織です。第6次一般増資により新たに資本の補充が行われました。AfDBは、中所得国(MICs)14ヵ国、AfDBとアフリカ開発基金(ADF)の双方から融資を受けることのできるブレンド国2ヵ国、および3~ 5年以内にAfDB適格国に移行する3ヵ国に対して、開発活動へのファイナンスを行っています。また、当行グループの民間セクター事業へのファイナンス(政府保証無し)や、多国籍プロジェクトへのファイナンスも行っています。

当行の設立協定は、1963年8月4日にスーダン・ハルツームで行われた会議で採択、署名されました。その後、1964年9月10日に協定は施行され、1966年7月1日に当行は業務を開始しました。その主な役割は、域内加盟国の経済・社会の発展に、単独や共同で寄与することです。2014年には、それまで16ヵ国にのみ提供していたソブリン融資(政府保証付き融資)について対象を拡大し、1995年以来信用状態の比較的高い19ヵ国に提供しています。

2013年5月にモロッコ・マラケシュで開かれた年次総会で、当行総務会は「アビジャンへ戻る」ためのロードマップと予算を承認しました。チュニジア・チュニスの暫定本部(TRA)での11年間を経て、2014年9月8日付けで当行の本部機能はコートジボワール・アビジャンに戻りました。ロードマップは、概ね肯定的に実施されました。

2010年5月の第6次増資の後、2014年12月31日現在、54のアフリカ諸国(域内加盟国)と26のアフリカ域外諸国(域外加盟国)から成る80の加盟国が当行に出資しています。


当行の財源は通常財源および特別財源の2つで、通常財源の構成は以下です。

  • 引受済みの授権資本。一部当行の借入債務の保証に充てられる
  • 当行融資への返済として受領した資金
  • 当行融資への返済として受領した資金
  • 当行融資から生じる収入
  • その他(投資収入等)

当行の設立協定第8条によれば、当行は当行の目的と機能に適う特別基金について、設立またはその管理を受託する権限があります。この条項に従い、1972年にはアフリカ以外の諸国と共にアフリカ開発基金(ADF)を、1976年にはナイジェリア政府と共にナイジェリア信託基金(NTF)を設立しました。これらの他に、特別基金、信託基金には以下があります。

  • アラブ石油基金
  • アフリカの干ばつと飢餓のための特別緊急援助基金
  • 特別救済基金

2015年の概要

ADB(当行グループ内の準商業ベースまたは商業ベースでの融資を提供する組織)の承認総額は45億2,000万UAで、その内訳は、公共セクターが29億7,000万UA(全体の65.7%)、民間セクターが15億5,000万UA(全体の34.3%)です。2015年のADBによる承認総額は2014年比41.1%増で、公共セクター業務は同年比78.3%の大幅な増加、民間セクター業務は同0.9%の微増でした。

2015年のADBの融資パフォーマンスは、公共・民間のいずれも年間目標に対し高いものでした。公共セクターは、実際の承認額が29億7,000万UAと、目標の18億UAを65%上回りました。同様に、民間セクターは実際の承認額が15億5,000万UAで、目標の15億UAを3.3%上回りました。