農業及び食糧安全保障

農業及び食糧安全保障
ご存知でしたか?: アフリカは農業の面で大きな可能性を秘めているにも関わらず、未だ年間300億米ドルの食糧を輸入しています。

統合化された価値連鎖のアプローチを通じ農業と食糧安全保障を強化することにより、アフリカ村落部の人々の暮らしを改善することができます。それら人々の多くは農業に生計を依存しており、かなりの部分が不安定な気候のため、慢性的に脆弱な状態にあります。アフリカは自給自足の経済であり、住民の70%以上が農業に従事していますが、自らのニーズを満たせないことがあまりに多いのです。村落部のインフラ(村落部における道路、灌漑、電気、貯蔵施設、市場へのアクセス、自然保護のシステム、供給ネットワークなど)への投資を継続することにより、AfDBはアフリカ諸国の農業の生産性と競争力を高める支援をしていきます。


さらに、地域のインフラ整備に投資し、食糧及び肥料などの投入物の輸入に対する貿易障壁を取り除くための政策対話を進めることにより、食糧価格の変動を抑制し食糧不安の低減を支援していきます。

AfDBは2012年に16ヶ国に及ぶ18件のオペレーションに対し、総額3億8170万UAの貸付や無償資金協力、特別基金といった支援を承認しました。承認された計画には、農業インフラの再建や連絡・支線道路、市場インフラ、貯蔵施設の建設、農業関連、サービスのデリバリー能力の強化、気候変動適応支援などが含まれます。これらのうち、農業研究所を支援する計画、そして「アフリカの角」における干ばつからの回復力向上に焦点を置く計画の2つは、多国籍プログラムです。その他、モーリタニア、ガンビア、セネガルに対する総額約180万UAの緊急支援も、2012年に承認されました。


当行は、域内加盟国のために世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)に資金を要請し、それを活用することに成功しています。AfDBを監督者に選定したガンビア、マラウィ、セネガルの3ヶ国は、総額1億760万米ドルの無償資金援助を獲得しました。その他、AfDBが地球環境ファシリティ(GEF)と共同で融資を行うプロジェクトは2012年に拡大し、現在は土地劣化への対応や気候変動適応、国際水域、生物多様性をターゲットに13ヶ国に及ぶ総額3900万米ドルの計画を支援しています。また、総額620万米ドルのマノ川同盟森林生態系保護プロジェクトが承認されています。