【モーリシャス】油流出事故に対する緊急無償支援

9月16日、モーリシャス沖での油流出事故を受け、アフリカ開発銀行理事会は、国際社会による同国への支援を後押しするための50万米ドルの緊急無償支援を承認しました。

同緊急無償支援は、モーリシャス政府や開発援助機関等が取り組む、座礁した船舶の引き上げや油の回収、油流出による損害・損失状況の評価、その他の社会経済的評価を補足するものです。油流出への対応にあたっては国連がその調整に主導的役割を担っています。 

「モーリシャスの手つかずの海洋生態系はブルーエコノミー及び観光業に従事する人々にとって極めて重要ですが、不幸な油流出事故による脅威にさらされています。アフリカ開発銀行からモーリシャスへの50万米ドルの緊急無償支援は、国際社会が取り組むモーリシャスへの支援活動への大きな貢献となります」と、アフリカ開発銀行のMartin Fregene農業・農産業局長は述べています。

なお、アフリカ開発銀行は、本緊急無償支援に先立ち、本年5月に同国向けに新型コロナウイルス対策のための1億8,800万ユーロの融資を承認しています。

 

プレスリリース原文(全文)は下記をご参照ください。

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