6月11~14日 於赤道ギニア・マラボ 年次総会開催のお知らせ
アフリカ開発銀行グループ(アフリカ開発銀行及びアフリカ開発基金)は、6月11~14日に赤道ギニアのマラボにて年次総会を開催します。
今年の年次総会には、当行グループの80加盟国から、財務大臣、中銀総裁をはじめ、政府、市民社会、国際機関、民間企業等から3000人ほどが参加すると予想されています。
今年の年次総会は、「アフリカの経済繁栄のための地域統合」にテーマに開催されます。これは、当行が最優先分野として定義するハイファイブズ(High 5s:①アフリカの電化②食糧増産③工業化④地域統合⑤生活の質の向上)の一つです。当行は、アフリカ各国の国境をつなぐことが、アフリカの経済改革の鍵になると強く信じています。アフリカのインフラ開発における主要な資金提供者として、当行は、地域間のコネクティビティの強化に焦点をあて、道路、送電線、パイプライン、ICTネットワークといったインフラへの投資を行うとともに、国境の開放に向けた一貫した政策立案・実施を支援しています。
アフリカの人口は10億人、総GDPは3兆4000億米ドル以上にのぼり、生産者にとっては大きなチャンスの場です。アフリカが潜在可能性を発揮するために、アフリカ各国政府及び地域経済共同体は、モノ・サービス・人・カネ・エネルギー・知識の国境を越えた往来を促進するため協働する必要があります。当行のビザの開放度を示す統計(*)によれば、アフリカ域内のビザ免除を認めるアフリカの国は25%に過ぎず(2016年の20%、2017年の22%からは上昇)、51%のアフリカ諸国はアフリカ国籍者にビザを要求しています(2016年の55%、2017年の54%からは減少)。
(*)詳細は、こちら(英語)をご覧ください。