アフリカ開発銀行は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策のために100億ドルのファシリティを立ち上げました(4月30日一部追記)

 

2020年4月8日

アフリカ開発銀行は、4月8日、アフリカ地域加盟国のパンデミックとの戦いを支援するために、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策のためのファシリティの立ち上げを公表しました。

このファシリティはアフリカ開発銀行が講じる最新のパンデミック対策であり、アフリカ開発銀行として危機対応に注力する最も重要な手段です。アフリカ各国政府及び民間セクターに対し100億ドルにのぼる支援を行います。

アフリカ開発銀行グループのアキンウミ・アデシナ総裁は、このファシリティは、多くのアフリカ諸国が直面している財政上の課題を考慮に入れていると述べています。

「COVID-19によるパンデミックに効果的に対応するために、アフリカ諸国は非常に大きな財政上の課題に直面しています。アフリカ開発銀行グループは、この危機的な状況の中で、アフリカ諸国向けの緊急支援対策に重点を置いています。人々の命を守らなければなりません。このファシリティは、COVID-19の急速な感染拡大を封じ込めるためのアフリカ諸国による速やかな対応を可能にします」と、同ファシリティの決定にあたり、アデシナ総裁は理事会からの揺るぎない支援に謝辞を伝えました。

このファシリティは、アフリカ開発銀行グループのうち、アフリカ開発銀行の融資適格国(アフリカ域内加盟国のうち中所得国)が実施するオペレーションに55億ドル、脆弱国に無償資金を供与する当行グループ内のアフリカ開発基金の支援適格国(アフリカ域内加盟国のうち低所得国)が実施するオペレーションに31億ドルを提供するものです。加えて、13.5億ドルが民間セクター向けオペレーション(注)に充てられる予定です。

 (注)民間セクター向けオペレーションの概要についてはこちらをご参照ください。

スワジ・ツァバララ上級副総裁代行は「このファシリティの立ち上げにあたっては、当行の全ての職員、理事会及び拠出国一丸となった努力と勇気が求められました」とコメントしています。

2週間前に、アフリカ開発銀行は記録的な30億ドルのCOVID-19対策ソーシャル・ボンドを発行しました。これは国際資本市場において発行された最大のドル建てソーシャル・ボンドです。また、先週、アフリカ開発銀行理事会は、アフリカ諸国による新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策を支援するため、世界保健機関(WHO)向けに200万ドルの緊急支援を承認しました。

「今は非常時であり、アフリカの数百万の人々の命を救い、守るために、大胆で確固とした行動をとらなければなりません。我々は人命救助のために戦っています。一か国たりとも置き去りにはしません」とアデシナ総裁は述べています。

 

 

 

 

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