2021年7月16日、大手格付機関であるフィッチ・レーティングス（Fitch Ratings）は、アフリカ開発銀行の信用格付を「安定的な見通し（a stable outlook）」とし、「AAA」に据え置くことを発表しました。

フィッチは、当行のトリプルA の格付けは、当行加盟国からの「並外れた支援（extraordinary support）」によってもたらされたものだと述べています。また、当行のリスク管理方針を「保守的（conservative）」と見なし、AAA 格付けの同業社と同程度に「優秀（excellent）」であると評価しています。

アフリカ開発銀行グループのアキンウミ・アデシナ総裁は、フィッチ社の最新の格付け報告書を受けて 「アフリカ大陸が新型コロナウイルス （COVID-19）に起因する様々な課題を抱えている中で、当行の格付けが「AAA」に据え置かれたことを歓迎します。当行は、アフリカ経済がCOVID-19 の下で経済を立て直すことを支援する一方で、健全性比率と適切なバッファーを維持していきます」と述べています。

当行は他の大手格付機関であるムーディーズ・インベスター・サービス（Moody’s Investor Service）、スタンダード＆プアーズ（Standard and Poor’s Global Ratings）、日本格付研究所からも、「安定的な見通し」を伴うトリプルAの格付けを獲得しています。

 

プレスリリース原文（全文）は下記をご参照ください。

https://www.afdb.org/en/news-and-events/press-releases/fitch-affirms-triple-rating-african-development-bank-outlook-stable-44746