東京栄養サミット2021におけるアフリカ開発銀行のコミットメント


12月7日及び8日、日本政府の主催により東京栄養(N4G)サミット2021が開催されました。

N4Gサミット初日のセッションにおいて、当行のアデシナ総裁は、「栄養不良や子供の発育阻害への対処はまずアフリカで成功しなければなりません。アフリカ開発銀行は、アフリカにおける発育阻害の子供の数を2025年までに40%減らすという目標を掲げています。アフリカ開発銀行は2021年から2025年の間に、栄養スマートな投資を毎年10%以上拡大し、投資総額を13億5000万ドルにすることを約束します。また、アフリカの食料安全保障と栄養に関する資金ファシリティを通じて10億ドルを調達し、4000万人の農業従事者に気候変動に耐えることができ、栄養価を向上させる技術を提供したいと考えています。これらにより1億トンの食料を生産し、2億人に食料を供給し、アフリカの飢餓を80%削減することができます」とのコミットメントを発表し、同ファシリティへの協力を呼びかけました。

アフリカ開発銀行は、N4Gサミットの成果文書として発出された「東京栄養宣言(グローバルな成長のための栄養に関する東京コンパクト)」をエンドースしました。

N4Gサミットにおけるアデシナ総裁のスピーチはこちらで視聴いただくことができます。

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