●2022年は合計638億ドルの投資意欲が寄せられました

 アフリカにおける投資プラットフォームであるアフリカ投資フォーラム（AIF：Africa Investment Forum）のマーケット・デイズが11月2日～4日、コートジボワールの商都アビジャンにおいて開催されました。今回で３回目となるAIFマーケット・デイズは「持続可能な投資による経済レジリエンスの構築」というテーマで開催され、アフリカ及び世界中の投資家から310億ドルにのぼる投資意欲が寄せられました。

 今年３月にバーチャル・ボードルームとして開催した2021年AIFマーケットデイズ（2021年12月に開催を予定していたが３月に延期したもの）の328億ドルと合わせると、AIFは2022年に合計638億ドルの投資家による関心を集めたことになります。

 AIFは、アフリカ開発銀行がAfrica50、アフリカ輸出入銀行、アフリカ金融公社、南部アフリカ開発銀行、欧州投資銀行、イスラム開発銀行、貿易開発銀行とのパートナーシップにより創設したものです。

 当行のアデシナ総裁は、AIFの成果とパートナーによるコミットメントを称え、「困難があっても、私たちは恐れていませんし、絶望してもいなければ、希望を失ってもいません。私たちはアフリカとアフリカへの投資状況を変えるために、取引の成立を加速化するという一致した目標に邁進しています」と述べました。

 更にアデシナ総裁は、AIFの焦点はアフリカへの直接投資をより多く獲得し、民間セクターがその変革の原動力であり続けるようにすることであるとして、「アフリカの成長を加速させるのは民間セクターです。我々は、実際のリスクとのパーセプション・ギャップを低減し、アフリカへの投資は安全であると民間セクターに納得させなければなりません」と力説しました。

 

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