神田財務官によるアフリカ開発銀行本部(コートジボワール)訪問

2024年2月22日、神田財務官はアフリカ開発銀行(AfDB)の本部(コートジボワール、アビジャン)を訪問し、アデシナ総裁との面談を行いました。アフリカの開発に向けて、AfDBと日本は更に連携を強化することで合意しました。

神田財務官は、アデシナ総裁の強力なリーダシップを称賛し、アフリカがグローバル規模の課題に直面している中で、アフリカ開発銀行の重要性が国際的に増しているとともに、日本として引き続きアフリカの開発に向けて支援していくことを表明しました。

アデシナ総裁は、日本の財務官によるAfDB本部への訪問は初のことであり、大変光栄であると述べました。また、同総裁は、日本からのアフリカ開発基金に対する6億400万ドルの拠出、及び譲許的融資として4億2,100万ドル以上の支援により、アフリカ開発基金第16次資金補充を成功裏に実施することができたことを強調し、日本による継続的な支援に謝意を述べました。加えて、この意見交換では、AfDBの影響力を向上するための手法として、ハイブリッドキャピタルや特別引き出し権(SDR)といった革新的アプローチにも焦点が当てられました。

また、2022年8月にチュニジアで開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD8)にて日本とAfDBが調印した、2023-2025 年を対象期間とする「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブ」の第5フェーズ(EPSA 5)のもと供与される最大50 億ドルの資金協力について謝意を述べました。加えて、アデシナ総裁は、AfDBが1000万ドルの出資を検討している日本の1億ドル規模のインパクトファンドである&Capital(リンク先は外部サイト)についても言及しました。

プレスリリース原文はこちら をご覧ください(英語)。

財務省の報道はこちら をご覧ください。

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