第8回韓国・アフリカ経済協力(KOAFEC)閣僚会議をソウルで開催

KOAFEC: The African Development Bank presents five regional projects on critical minerals to Korean investors

アフリカ開発銀行グループ(AfDB)と韓国政府は、2025年9月8日から11日にかけて、第8回韓国・アフリカ経済協力(KOAFEC)閣僚会議を韓国・ソウルで開催しました。KOAFECは2006年の創設以来、韓国とアフリカの経済協力を推進する重要な枠組みとして発展しており、本年はAfDBとの協力関係20周年という節目を迎えました。

閣僚会議に先立ち、AfDBは韓国アフリカ財団および在韓南アフリカ商工会議所とともに、「投資、重要鉱物および持続可能なバリューチェーンに関する韓国・アフリカハイレベル対話」を開催し、韓国企業や金融機関との意見交換を行いました。

会合にはAfDBのシディ・ウルド・タハ総裁が出席し、アフリカが有する成長の可能性について説明しました。タハ総裁は、人口増加や都市化の進展、域内経済統合の深化に加え、エネルギー転換に不可欠な重要鉱物資源を有するアフリカの重要性を強調しました。また、韓国とアフリカの相互補完的な強みを生かし、対話を具体的な投資や事業につなげていく必要性を訴えました。

会合では、インフラ、エネルギー、デジタル技術、製造業、重要鉱物、持続可能なバリューチェーンなどの分野における投資機会について議論が行われました。特に重要鉱物分野では、AfDBがアフリカ各地域で進める複数の開発プロジェクトが紹介されるとともに、鉱物資源の輸出にとどまらず、域内での加工・精製や製造を通じて付加価値を創出し、雇用や産業発展につなげていくというアフリカのビジョンが共有されました。

またAfDBは、民間投資の促進に向けて提供している保証制度、協調融資、リスク軽減メカニズムなどを紹介しました。これらの制度は、プロジェクトの資金調達可能性を高めるとともに、投資家が認識するリスクの低減を目的としています。

会合では、参加企業からも活発な意見や質問が寄せられました。再生可能エネルギー分野の企業からはアフリカでの投資計画や電力市場の動向に関する関心が示され、鉄道事業者からは投資環境の改善に向けた制度や規制の整備においてAfDBが果たす役割について質問がありました。また、人工知能(AI)を含む新たな成長分野への投資機会にも高い関心が寄せられました。

AfDBはこれに対し、加盟国のビジネス環境改善を支援するとともに、民間セクターとの連携強化を通じて投資促進に取り組んでいることを説明しました。さらに、「新アフリカ開発金融アーキテクチャ(NAFAD)」の下で推進するパン・アフリカ保証プラットフォーム(PAGP)についても紹介し、アフリカ全域でのリスク共有と資本動員を強化する取り組みを説明しました。

今回のKOAFECでは、アフリカの持続可能な産業化や重要鉱物のバリューチェーン構築、民間投資の拡大に向けた議論が行われ、韓国とアフリカの協力関係のさらなる深化に向けた機会となりました。

 

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