アフリカ開発銀行、初のESGアフリカ・フロンティア通貨建て債券を発行


アフリカ開発銀行、初のESGアフリカ・フロンティア通貨建て債券を発行

アフリカ開発銀行(AfDB)は6月14日、国際開発金融機関による初のアフリカ・フロンティア通貨建て環境・社会・ガバナンス(ESG)債券として、190億ウガンダ・シリング(UGX)(507万米ドル)の2年テーマ債を発行しました。

この債券は、2024年6月を償還期限とし、10.5%の固定クーポンにてドル建てで決済される予定です。この債券は、アフリカ開発銀行グループが取り組む5つの最優先開発分野「High 5s」の一つである「アフリカの食料増産」の下で、AfDBにとって2022年最初のオフショアウガンダ・シリング建て発行となります。スタンダードチャータード銀行が、AfDBのグローバル債券発行ファシリティの下でこの取引をアレンジし、Capitulum Asset Managementが投資家として参加しました。

AfDBは融資基準に沿って、この債券発行に相当する金額を、「アフリカの食料増産」を推進する融資プロジェクトに充当する予定です。

「アフリカの食料増産」戦略により、AfDBは、(i)貧困削減への貢献、(ii)飢餓と栄養不良の根絶、(iii)アフリカを食料の純輸出国とすること、(iv)比較優位性を持つ輸出志向型バリューチェーンの頂点に移行することを目指しています。「アフリカの食料増産」の目標は、2025年までにアフリカを食料純輸出国とすることにあります。

プレスリリース原文(英語)はこちら

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