アフリカ投資フォーラム(AIF)の開催-「アフリカはビジネスに開かれている」


アフリカ開発銀行は、11月2日~4日、コートジボワールのアビジャンにおいて、アフリカ投資フォーラム(AIF:Africa Investment Forum)2022マーケット・デイズを開催します。今年のテーマである「持続可能な投資による経済レジリエンスの構築」は、アフリカ諸国が引き続き直面しているCOVID-19パンデミック、ロシア・ウクライナ戦争、気候変動などを反映しています。

3日間のフォーラムでは、世界各地からプロジェクト・スポンサー、投資家、各国首脳らが集まり、数十億ドル規模の取引につながる可能性のあるボードルーム・セッションに参加します。

11月2日の開会式には、エチオピアのサヘレウォルク大統領、ガーナのアクフォアド大統領、ジンバブエのムナンガグワ大統領など、多くのアフリカの指導者が出席し、外的ショックに対する自国の経済レジリエンスを強化するために努力を続けることを誓い、アフリカ大陸の広大な潜在力を示して世界の投資家たちに投資機会をつかむよう呼びかけました。

アフリカ開発銀行グループのアデシナ総裁は、「あなた方は(投資に)適切な場所にいます。アフリカです!これからの3日間で、投資家の皆様のために、投資可能なプロジェクトを紹介します。再生可能エネルギー、水力発電、ガス・インフラ、鉄道、道路、水運など多岐にわたります」と述べました。

また、アデシナ総裁は(アフリカに関する)パーセプション・ギャップはデータでは裏付けられないと指摘しています。ムーディーズ・アナリティクスの調査によれば、インフラ・プロジェクトのデフォルト率は、ラテン・アメリカの12.9%、アジアの8.8%、西ヨーロッパの5.9%に対し、アフリカは世界各地域の中で最も低い5.5%であると指摘しました。「アフリカは皆が思っているほどリスクは高くありません。パーセプション(認識)と現実は同じではありません」と述べました。

 

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