TICAD9:テーマ別イベント「アフリカの可能性を引き出す:民間主導の成長に向けた国際開発金融機関(MDBs)と日本の連携」を開催
2025/8/28

写真提供:財務省 左から、財務省 三村淳財務官、国際金融公社 マクタール・ディオップ長官、欧州復興開発銀行 オディール・ルノーバッソ総裁、加藤勝信財務大臣、アフリカ開発銀行 ケビン・カリウキ副総裁、JICA 田中明彦理事長、JBIC 林信光総裁。
8月21日、アフリカ開発銀行(AfDB)は財務省と共催で、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のテーマ別イベント「アフリカの可能性を引き出す:民間主導の成長に向けた国際開発金融機関(MDBs)と日本の連携」を実施しました。本イベントでは、アフリカの持続的成長に向けた民間セクターの役割や、MDBs、国際協力機構(JICA)、株式会社国際協力銀行(JBIC)との連携強化について議論が行われました。
イベント冒頭で、加藤勝信財務大臣から日本とAfDBの協調枠組みである「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブ」(EPSA)の第6フェーズ(2026~2028年、EPSA6)について発表があり、防災等の強靱性を新たに重点分野に加え、債務問題に直面する国への支援強化などを通じて、3年間で最大55億ドル規模の支援を行う旨が表明されました。その後、加藤大臣立ち会いのもと、JICA田中明彦理事長とアフリカ開発銀行ケビン・カリウキ副総裁との間で署名式が行われました。

写真提供:財務省
続いて開催されたパネルディスカッションでは、財務省 三村淳財務官、JBIC 林信光総裁、JICA 田中明彦理事長、国際金融公社(IFC) マクタール・ディオップ長官、欧州復興開発銀行(EBRD) オディール・ルノーバッソ総裁、AfDB ケビン・カリウキ副総裁、AfDB ソロモン・クエノー副総裁が登壇し、アフリカの民間主導の成長を後押しするための連携強化について活発な意見交換が行われました。
アフリカ開発銀行は、今後も日本政府および関係機関と緊密に協力し、アフリカにおける民間セクターの成長促進と持続可能な発展に貢献していきます。

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